キャリアアップを図ろう
看護師の仕事をする上で経験を積み知識や技術が上がればキャリアアップすることができ、キャリアアップすることで働きやすい環境や高収入を得られます。以下にその方法をご紹介します。
看護師ならキャリアアップしよう
看護師として働くならキャリアアップをおすすめします。独身であればなおさらです。既婚者の場合は働き方にもある程度の制限や限界がありますが、独身であれば仕事に費やせる時間があるわけですから、それだけ深いところまで挑戦をすることが出来ます。認定看護師や専門看護師の需要は高まっていますから、資格取得を考えているなら20代のうちから準備するのが良いでしょう。
キャリアアップをするなら、それなりの資金も必要になりますし、学ぶ為の時間も必要です。独身でいいと思っていても将来的には結婚をするかも知れません。そのような時にキャリアアップをするのは難しいでしょうから、独身のうちがチャンスでもあります。キャリアアップすれば当然、給与も上がりますから独身のままでいても金銭面で将来的な心配もないでしょう。
認定看護師や専門看護師
認定看護師や専門看護師は看護協会に認められた資格で、特定の看護分野におけるスペシャリストです。患者さんやご家族の悩みを解決するサポートや後進の教育者、チーム医療での医師と看護師の調整など活躍の場は様々にあります。この資格があれば手当を支給してくれる職場もあり給与にも期待することが出来ます。
学会の諸認定を取得
看護師のキャリアアップとして学会の諸認定があります。日本救急看護学会が養成するトリアージナースは症状が深刻、緊急性が高い患者さんから順に診察を受けさせる流れを作る能力があります。順番を変えることで助かる命や後遺症も違って来ますからとても重要なことです。認定看護師程専門性は高くはありませんが、1分1秒を争う救急の現場では活躍が期待されています。実務に活かせる知識が学べることと短期間で資格が取得出来ることがメリットでしょう。
大学や大学院への進学
社会人でも入学出来る大学や、通信制の大学で学ぶ方法もあります。専門学校や短大では学ぶことが出来ない専門的な勉強をすることが可能ですし、保健師、助産師などの国家資格の受験資格が得られますから仕事の幅を広げることが出来ます。看護を学問として勉強したいのなら大学院への進学もあります。看護を再考することができ、現場で働いていた頃とは違う看護観を持つようになる方も多いようです。
開業する
人員の確保や資金調達など経営のノウハウが開業するには必要で、半端な覚悟では勤まりませんが、開業をすることが出来れば、雇われているときは難しかった自分が思う理想の看護を実践出来る可能性があります。
海外留学
海外に留学をして、その国の医療の現場で働いてキャリアアップする方法もあります。海外では看護師の地位が高く評価されていて、医師に対しても対等に意見を交わすことが出来ます。労働条件が抜群に良いのも特徴です。永住権を取得して働き続けることも出来ますし、語学力を活かして外国人の患者さんが多い病院や外資系企業の医務室で働くなどの選択肢があります。